浪費家を卒業した私のお買い物マニュアルとその効果

家事と節約

『買い物は好き。

 でも気づけばお金も時間も消えていた──。』


そんな浪費家生活を長く送ってきた私。


食材は冷蔵庫にぎゅうぎゅう詰め、

同じものばかり作る日々。


廃棄する食材も多く、

クレカの請求額は見るのも嫌になるほど…。

そんな私が、あるYouTube動画を

きっかけに挑戦した「冷蔵庫空っぽ計画」。


これがきっかけで出会ったのが、

私の浪費人生をガラリと変えた『先家計簿』。


今回は、その“お買い物マニュアル”と、

私が実感した効果をたっぷりご紹介。

我が浪費人生!食費が増え続けた理由 

 以前までの私は、堅実とは程遠い位置にいた。

 お買い物は週2日。

 その日は朝から夕方までお買い物をしていた。

 なんとなく買う食材を決めて、お買い物にGO。

 少しでも安いものをと、お店をハシゴし

 結果、予定していなかったものまで買う始末。

 でも私の気分はスッキリ気持ちのいいものだった。

 今日もうまくお買い物ができた。

 その気持ちの方が強かった。

 冷蔵庫の中は食材がたんまり。

 たくさんかって冷凍保存してたらいい。

 量が多めでお値段安いものを選んでいた。

 お肉なども一人なのに大容量の家族パック

 みたいなものを買っていた。

 同じ食材を量多めにかっているので

 毎日変わり映えしないメニューに飽きてくる…

気分によっては食べたいものを別途買うこともあった。

 出費がかさむ・・・

 

 そして月日が流れる冷蔵庫の中の食材たち。

 買ってきた日がよく分からなくなり

 使いきれずに終了…

 朝食もコンビニ。昼食も惣菜弁当。

 毎日スナック菓子必須。

 毎月のクレカ請求に青ざめる日々。

 いつからか”ライフワーク”が、”ライスワーク”になり

 心身ともに重いストレスだけが残っていった。

浪費家を変えた『先家計簿』と冷蔵庫空っぽ計画

そんな私にある日転機が訪れた。

とあるYoutube動画を参考に

冷蔵庫空っぽ計画にチャレンジしていた私は

思いもよらない形で脱出口をみつけることとなる。

それは『先家計簿』

従来の家計簿が『後』に対して

こちらの家計簿は『先』だ。

私はこれがしっくりきた。

この『先家計簿』がそのまま

私のお買い物マニュアルとなった。

私のお買い物マニュアル:週2000円生活の手順

手順はこんな感じ。

1:冷蔵庫リストをつくる

2:冷蔵庫リストの食材をつかったら消し込む

3:冷蔵庫リストに◎△×を記入する

4:気づきがあればリストの余白にかく

5:週一回の食材買出しデー。メモアプリを使ってお買い物リスト作成。

  ・前回の冷蔵庫リストを参考に今回購入する食材を決める

  ・個々の食材の値段もそえてリストアップする

7:週2000円で収まるように合計金額を確認

8:2000円だけもってお買い物へGO

9:帰宅後、レシートをみながら新規冷蔵庫リストを作成

   ・生鮮食品は賞味期限も記入

   ・個々の値段と今週の合計金額も記入

10:冷蔵庫にリストを貼り付ける

11:日用品(調味料含む)は月一回で予算内で一気に揃える

これを毎週やっている。

お買い物マニュアルの効果

 食品ロスゼロ達成!

   冷蔵庫の食材を使い切る習慣が身についた

   冷蔵庫リストを見て

   冷蔵庫の中身だけでできる調理を

   レシピアプリで検索して献立を決めている。   

   一回の調理で夜とお昼のお弁当用の2食分を

   仕上げる計画ですすめる。

   冷蔵庫を空っぽにしたい欲望がきわだつ動機にはなるが、

   全部使い切る習慣がついた。

 無駄な食材がなくなり、自分に合った食材の適量がわかるようになった

   冷蔵庫リストにメモすることで

   使い切るもの、逆に余らせるもの

   使いにくいと感じているものなど

   自分の趣向が明確になる。

   ”行動はうそをつかない”

   思考より行動。まさにこれだ。

   自分に必要な食材と週に必要な食材の適量が

   わかるようになった。

   おかげで無駄な食材が激減した。

 衝動買いゼロで食費が激減!お金が貯まる買い物の流れ

  今までの私はふわふわと買い物をしていた。

  いろんな店舗に赴き、予定のないものを買う。

  気持ち。気分。欲。

  衝動にかられた買い物スタイルだった。

  それが一転。

  今の私は、主力食材を選抜し何を買うのかを決め

  先に総合計金額を確認する。

  その金額を手に選抜したお店に行く。

  これにより、余計なお金を使わなくなった。

  それで人生楽しいんですか?

  以前の私は今の私にそう聞くだろう。

  答えは”楽しすぎる”だ。

  ゲーム感覚ですすめられることと

  ToDoリストをつぶすことに快感をおぼえる性分。

  別のおもちゃが手に入った感覚だ。

 

 買い物時間が半分以下に!時短で自分時間が増える効果

  先に買い出しの総合計金額を

  算出するのでその時点で

  少しの差は調整できるようになった。

  なので安い店舗を何店舗か回って買わなくなった。

  各お店の値段も把握できているので

  机の上で比較できるのも利点。

  行って設定値段より

  安かったらラッキーくらいに捉えている。

  もちろん値上がりしているときもあるが

  その時は食材を変更したりして調整している。

  ほぼ1日中買い物していた以前の私が異常なのかもしれない。

  その異常さからは抜け出せ、余った時間を生産的な活動に

  うつせていることは事実だ。

 追加買いゼロを実現!あるもので作る習慣のメリット

  料理を作るときに冷蔵庫リストを活用。

  まずはこの冷蔵庫リストの食材から使う。

  とルールを決めているので

  以前のように、あれがあったらこれが作れるな

  というひらめきからの追加食材の購入が全くなくなった。

  あるもので作る。

  そこに全集中できている。

  店舗の通路をとりあえず一通り

  まわっとくか。がなくなった。

 スナック菓子をやめてちょっと痩せた!食費と体重が同時に減った

  一週間分の食材を設計すると

  いかにスナック菓子が高級品かがわかる。

  今は物価高なので、さらに高級感が増している。

  一袋一気に食べきる派なので、

  週で1,500円くらいお菓子で消えることになる。

  私の週の食材予算は2,000円。

  スナック菓子に予算をまわすことは到底無理。

  なので、じゃがいもとか冷凍枝豆とか

  量が多くて一週間もつものに自然と移行していった。

  時々砂肝とかの日もある。

まとめ

まだまだ完璧ではないし、
まだまだ微調整も引き続き必要だ。

それでも、冷蔵庫リストと先家計簿のおかげで
少しずつ暮らしが軽くなってきた。

気づけば、食材もお金も時間も、
前よりずっと心地よく回っている。

この感覚を、もうしばらく楽しんでみようと思う。

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