私は浪費家 ”だった”。
もう”だった”で大丈夫!
といえるそんな位置までこれた。
今日はそんなお話。
浪費癖と家計簿
SNSでお金と検索すると出てくる
家計簿。
”まずは家計簿をつけましょう”
いろんな人がそういってくる。
そういわれるので
浪費癖をなおしたい一心だった私は、家計簿に手を出した。
しかし、結果は挫折三昧。
全然、効果が現れない上に
とにかく面倒くささがきわ立つ。
そして、自然消滅。
その繰り返しだった。
しかし、私のステータスは中程度でも十分深刻な浪費状態。
メスをいれなければいけないのは明確だった。
家計簿という登竜門を自分のものにしなければ
明るい未来はないが、”もの”にできる気もしなかった。
そんな狭間を
いったりきたりして
浪費は続いていった。
浪費癖をなおすためにやった家計簿習慣
実際にやっていたやり方は
・レシート回収+浪費・消費・投資分析
・家計簿アプリ+振り返り
・家計簿ノート+振り返り
王道中の王道をまよいなく取り入れた。
これに以前からやっている『年間月別収支計画』をプラスした。
どうだ!といった特別な変わり映えもない
ごくごく普通の家計簿習慣。
だが、これは私にとってはとってもやっかいで。
欠点しか目につかなかった…
① レシートがあふれかえる
②レシートを一枚なくすとモチベーションが下がる
③レシートが手品のようにいろんなところから出現する
④家計アプリへのクレカ反映がまてない
⑤家計アプリでクレカの支払い詳細が詳細じゃない時、もやもやする
⑥家計簿アプリで手修正しないといけない時、疑問に感じる
⑦家計簿アプリで別のカテゴリに仕分けされているとため息がでる
⑧家計簿ノートの場合、私の文字のビジュアルが気に入らなくなる
あー。あってないんだなー。
使いこなせている人すごいなー。
そう感じながら続けていた。
改善の光が一向に見えず
さらに浪費はすすんでいった。
『使ってから記録』では私には意味がなかったと気づくきっかけ
Youtubeのショート動画を視聴していたある日のこと。
一週間で食材を使い切り、空っぽになった冷蔵庫がそこに映っていた。
「なんて美しいんだ…」
私はその光景に一瞬で心を奪われた。
すぐに真似してみたら、想像以上の爽快感。
「これは続けたい!」と心から思った。
冷蔵庫空っぽ計画を毎週成功させるため、
いろんな手法を取り入れてサポート体制を整えた。
そして2週目の終わり頃、
そのいろんな手法を通して、ふと頭の中にひらめきが走った。
『あー家計簿って先派と後派があるんだ。
私は、先派だ。あぁそこだったかぁー。』
その瞬間、私の中で何かがカチッと切り替わった。
まさに、世界線が変わった感覚だった。
説明しよう
私はこの冷蔵庫空っぽ計画を進める際に
無印良品の優秀なTODOメモ帳を利用して
冷蔵庫の中の食材をリストアップしていた。
使ったら食材を消し込み
同時に
使いきったものには◎
使いにくかったものには△
くさらせたものには× を記入した。
上記の◎△×を参考に、利用頻度の高い◎食材だけに絞込み
買う物をピックアップして、次の買い物にでかけていた。
ただただ冷蔵庫を空にする。
すべてはその野心のためだけに。
Youtube動画で、週食費2000円チャレンジもしていたので
わたしも好奇心でそれを真似していた。
買い物時は2000円で抑えないと、チャレンジは成立しない。
高回転食材をピックアップしつつ
食材ひとつひとつの値段も書き出すようになった。
これらが合計2000円になることを確認してから
買い物にでかけた。
そうこれが、私と家計簿との確執に
終止符をうってくれた発見なのである。
「使う前に整理」=先家計簿の習慣
巷の方々が進めてくれているのは『後家計簿』とすると
私にむいていたのは『先家計簿』
ちなみに名称は、私が勝手につけたものだ。
『後家計簿』とは、一般的な家計簿。
買い物をしたら、レシートをみて
今日何を買ったのか?いくら使ったのか?などを
家計簿につけていく方法。
『先家計簿』とは、買うものを先に家計簿化し、
予算内に収められているか先に確認する。
という方法である。
週食費予算が
1,000円だったら1,000円分何の食材を調達するのか?
2,000円だったら2,000円分何を食材を調達するのか?
先に家計簿化する。
そしてそれにそって買い出しをする。
その予算内ですめばもう家計簿は終了。
あとは、買ってきた食材をリスト化して冷蔵庫に貼り
自分と食材との相性を追うだけ。
そして毎週、冷蔵庫を空っぽにする。
自然と買わなくてよいものが、見えてくるのも利点である。
私にはこのスタイルがしっくりきた。
絶好調に続いているのもうれしい。
まとめ
これが私にフィットした先家計簿のお話。
ほぼ浪費癖が完治した。
探せばどこかのどなたかが
先家計簿を提唱されているかもしれない。
が、私は残念ながら出会えなかった。
もしくは理解力が乏しかったのか。
”後家計簿しか存在しない”
と信じて、検索していたからかもしれない。
後家計簿が続かなかった私には
後家計簿は性に合っていなかったのだろう。
自分にフィットするものをみつけることで
継続的につづくものとなる。
これもまたひとつの気づきだった。
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